乾燥肌は生活習慣にも問題あり?今日からできる対策

カサつきやツッパリ感が気になる乾燥肌は、見た目に大きく関わるだけでなく肌の健康状態にも直結することから多くの方を悩ませているはずです。

乾燥肌が生じる原因には様々なものがありますが、今回は「乾燥肌の原因となりうる日常生活での行動」に着目しました。

そこでこちらでは、普段の生活の中で簡単に行える乾燥肌対策を、肌に与える影響を交えながらわかりやすく解説いたします。

毎日のスキンケアやバスタイム、身の回りの環境や過ごし方での工夫など今日からできる乾燥肌対策を集めましたので、コツコツと確実に健やかな肌を目指したい方は必見ですよ。

毎日のスキンケアが乾燥の原因かも?

毎日の生活の中で行うスキンケアは、乾燥肌の改善・予防には欠かせません。

しかし、時には肌のことを思って行うスキンケアが乾燥の原因となりうることもあります。そこで、乾燥肌対策のために注意したいポイントをご紹介します。

また、乾燥肌対策のための正しいスキンケアに関しての詳細は下記のURLを参考にしてくださいね。

https://www.beautemagazine.me/kansouhada-taisaku/

肌に合ったアイテムを選ぼう

スキンケアの大前提とも言えますが、肌に合ったアイテムを選ぶことは乾燥肌対策には欠かせない基本中の基本です。

肌が乾燥しているにも関わらず洗浄力の強いクレンジング剤や洗顔料を使ったり、保湿ケアに特化した成分があまり配合されていないものを使ったり……毎日のスキンケアで使用するアイテムが現在の肌の状態に合っていなければ、折角のケアが乾燥の原因になってしまいますよ。

敏感肌用や低刺激と記載されているアイテムを選んで肌への負担を減らしたり、保湿ケアに役立てられる成分が使用されているものを意識的に使ったりするといった臨機応変な選択が乾燥肌対策で求められます。

スプレータイプの化粧水は乾燥の原因かも

スキンケアの一環として、日中に肌の乾燥が気になった際に「メイクの上から使用できるスプレータイプの保湿化粧水」をシュッと吹きかけている人はいませんか?吹きかけた際には肌が潤った感覚がありますし、手軽に行えるケアとして行っている人は少なくはないはずです。

しかし、実はスプレータイプの保湿化粧水を肌に吹きかけるのもまた、肌が乾燥する原因の1つとして挙げられます。

というのも、化粧水が蒸発する際にもともと肌に存在する水分も一緒に外へと持っていってしまい、結果として「化粧水を吹きかける前よりも肌内部の水分が失われてしまう」といった事態が引き起こされるからです。

そのため、保湿ケアとしてスプレータイプの保湿化粧水を日中に使用するのは控え、化粧水を使用するのは「化粧水のあとに水分の蒸発を防ぐための乳液やクリームなど油分を含むアイテムが使用できるタイミング」のみに留めておくようにしましょう。

使用するアイテムを肌の調子に合わせて変えるのも有効

肌に合ったアイテムを選ぶことにも通ずることではありますが、その日の肌の調子に合わせてスキンケア用品を変えてみるのも有効的な手段です。

「少し肌の乾燥が気になるから今日は保湿用のアイテムを使おう」「カサついているから肌への負担を減らしつつ、しっかり保湿しよう」と肌の調子を踏まえたケアを行いたいですね。

特に、オールインワンジェルを使用したケアは時短や手軽さそれにコスパの良さが魅力ではありますが、「スキンケアアイテムを1つにまとめている反面、肌の調子に合わせて細かな調整ができない」というデメリットが挙げられます。

オールインワンジェルを使用している方は、「肌の調子があまり良くないとき用」あるいは「肌の乾燥が気になるときに使う用」と保湿用・低刺激・敏感肌用などのアイテムを備えておけば、いざというときにもその時の肌に適したケアが実現できますよ。

意外に肌が乾燥するお風呂での注意点

意外に肌が乾燥するお風呂での注意点
意外に肌が乾燥するシチュエーションとして挙げられるのがバスタイムです。

入浴中あるいはお風呂上がりにしっかりケアを行っていても、いくつかのNG行為で乾燥に繋がったりケアの効果が最大限発揮されなかったりします。

次に、バスタイムに関連するシチュエーションにおいて乾燥肌対策として気をつけたいポイントについて見ていきましょう。

間違った入浴方法とお湯の温度に気をつけて

まず、毎日のお風呂をシャワーだけで済ませていませんか?毎日のバスタイムを健康や美容に活かすためには、シャワーだけで済ませるよりも湯船に浸かるスタイルがベターです。

これは湯船に浸かることで芯から体を温めることで全身の血行促進効果へと役立てられ、内臓の働きのサポートや老廃物や疲労物質の除去などの効果も期待できると考えられているからです。

ただ、乾燥肌でお悩みの方や乾燥肌対策を行いたい方が湯船に浸かる際に気をつけたいポイントは、「お湯はぬるめの38℃以下で設定する&浸かる時間は20分以内にする」の2点です。

早く温まりたいからとお湯を40℃以上の熱い温度で設定したり20分以上湯船に浸かったりすると、逆に肌の潤いを守る成分が外へと逃げ出すリスクが高まってしまいます。保湿ケアや疲労回復などに役立てられる入浴剤を使用する場合には、説明書に記載されているお湯の温度や入浴時間を参考にしてくださいね。

ゴシゴシと体をこするのはNG行為

また、体を洗う際にはスポンジやタオルなどでゴシゴシとこするのはNG行為です。摩擦による刺激から皮膚表面の角質層が剥がされ、余計に水分が失われやすい状態に陥ってしまいます。

乾燥肌対策のためにはタオルやスポンジの使用はできるだけ避け、手で全身を優しく撫でるように洗いましょう。肌への負担を減らすためにも、ボディソープや石鹸は手のひらでたっぷりと泡立ててから使用してくださいね。

湯船に浸かるだけで1日の汚れの大半が落ちますから、ゴシゴシとこすらずに撫でるように洗うだけでも十分です。体を洗う際の負担を減らす意味でも湯船で温もる習慣は定着させたいですね。

お風呂上がりのスキンケアではここに注意!

お風呂上がりの水滴を拭きとる際にもゴシゴシこすらずに、水分をバスタオルに吸収させるイメージで肌に優しく押し付けましょう。繰り返しになりますが肌をゴシゴシとこする行為は肌への負担が大きなNG行為です。

また、肌の水分蒸発を防ぐために分泌される皮脂が、お湯やボディソープによって失われがちになっているお風呂上がりのタイミングは、普段の肌よりも乾燥しやすい状態です。

そのため、お風呂上がりのタイミングでの保湿ケアはスピードが大切です。遅くても5分以内には「化粧水+乳液」や「ボディクリームやボディオイル」による顔~全身の保湿ケアを済ませたいですね。

空気の乾燥や紫外線から肌を守ろう

空気の乾燥や紫外線から肌を守ろう
空気の乾燥や紫外線からの外敵刺激から肌を守ることもまた、乾燥肌対策や症状の改善には欠かせません。

そこで、季節による環境の変化に関連した乾燥肌対策にも注目していきます。

季節問わず紫外線対策は毎日しよう!

紫外線料のピークは7~8月の夏の時期ですが、紫外線は年中降り注いでいます。夏場にはきちんと紫外線対策を行っている人はほとんどだとは思いますが、秋~冬の寒い季節にはついつい疎かになってしまいがちではないでしょうか。結論から言うと、紫外線対策は季節を問わず毎日行うべきですよ。

紫外線対策を疎かにしやすい寒い冬の季節は空気が乾燥していますし、秋~冬は太陽の位置が低いために紫外線が横から当たるようになっています。このように紫外線の顔への当たり方や空気の乾燥具合を踏まえると、秋~冬にこそ紫外線対策をきちんと行うべきだと考えられます。

特に肌が乾燥していて刺激や紫外線から肌を守る角質層のバリア機能が弱まっている状態では、紫外線への抵抗力も低くなっていますから乾燥肌の人や乾燥肌予防を考えている人こそ紫外線対策をきちんと行いたいですね。

日焼け止めをこまめに塗り直すだけでなく、「日焼け止めをきちんとオフしてその後にしっかりと保湿ケアをする」といったアフターケアまでが紫外線対策です。紫外線から肌を守りながら、日焼け止めの負担や刺激を肌に溜め込まないようにするのも必要な心掛けですよ。

生活環境が乾燥していれば当然肌も……

肌が健やかで肌のバリア機能が正常に働いていれば、空気が乾燥していたとしても肌内部の水分は守られます。しかし、バリア機能が低下している乾燥肌では肌に水分を留めておく力が弱まっているために、空気の乾燥もさらなる乾燥肌に繋がりかねないダメージとなります。

肌に最適な環境としては20~25℃程度の温度、65~70%の湿度が理想です。しかし、冬は寒く空気が乾燥していますし、エアコンを使用した室内でも空気は乾燥しがちです。

  • 水を張った容器を近くに置く
  • オフィスでは卓上サイズの簡易加湿器を使う
  • 洗濯物を室内で干す

そこで、上記のような工夫を臨機応変に取り入れたり、加湿器を使用して理想の湿度を保ったり、エアコンの温度を高く設定しないようにしたりといった対策を行いましょう。

睡眠時の暖房器具が水分不足を引き起こしているかも

電気毛布や電気あんかそれに炬燵やホットカーペットなどの暖房アイテムは、冷え込む冬場には大活躍しますよね。しかし、意外にもこれらの暖房器具も乾燥肌の原因に繋がりやすいのです。

肌に必要以上の熱をあたえると水分が失われやすくなるだけでなく、熱の刺激から痒みが引き起こされやすくなります。かゆみから掻いてしまえば当然肌を傷つけてしまい、乾燥肌がより悪化する場合も。

暖房器具の中でも電気アンカや電気毛布といった睡眠時に使用するものは、眠ったあとの温度調節が難しいことから体内の水分不足に繋がりやすいほか、肌の乾燥やかゆみを引き起こしやすいアイテムだと考えられます。

就寝時には電気毛布や電気アンカの電源を切るようにする、あるいは自然と熱が冷めていく湯たんぽで布団の中の暖を取るのも有効的ですよ。

身に着けるものにも一工夫を

睡眠時に無意識で体を掻いてしまわないように、肌への刺激が少なく肌触りの良いアイテムを使用しましょう。

パジャマはもちろん枕カバーや掛け布団カバーなど……睡眠時に肌に触れる寝具類の生地選びもまた「掻いてしまう→肌を傷つける→乾燥する・乾燥肌が悪化するというサイクルを断つ」といったアプローチから乾燥肌対策に大きく関係していますよ。

また、ウールをはじめとしたチクチクと刺激の強い毛糸の服を着る際には、直接肌に触れさせないようにインナーを身に着けるようにしましょう。インナーもコットンなどの刺激が少なく通気性の良い素材のものを選ぶようにしたいですね。

生活習慣の改善も乾燥肌対策には欠かせない

生活習慣の改善も乾燥肌対策には欠かせない
最後に、乾燥肌対策のために見直し・改善を行いたい生活習慣について解説いたします。

より良い生活習慣への改善は乾燥肌対策のみならず、今そして将来の美容や健康にも大きく関わることです。早速今日から健やかな生活習慣を目指してみませんか?

百害あって一利なしの喫煙は肌にもNG習慣

百害あって一利なしと言われる喫煙は肌にも大ダメージを与えます。

まず、喫煙によって血管が収縮し、肌の状態を健やかに保つために必要な栄養素が十分に行き渡りにくくなり、肌のターンオーバーが乱れたり乾燥しやすくなったりします。

次に、喫煙から体内に入ってくる大量の有害物質による体内の酸化に対抗しようと、抗酸化作用に優れたビタミンA、ビタミンC、ビタミンEが大量に消費されてしまいます。

こうした喫煙による悪影響からは、たとえ積極的にこれらのビタミンを摂取していたとしても喫煙によって多くが失われてしまい、「乾燥肌に役立つ栄養素を積極的に摂取しているのに、喫煙で消費されてしまって肌への作用が期待できない」といった事態に陥りやすくなるのです。

依存性のある喫煙はなかなかやめられず、やめようとするとイライラしたり集中できなくなったりします。しかし、肌や美容それに健康のことを考えると、喫煙は一刻も早くやめるべき習慣だと言えますよ。まずは吸う本数を徐々に減らし、最終的にはタバコを吸わなくても平気な状態へと戻していくようにしましょう。

適度な運動

少しの移動はできる限り徒歩を心掛けたり毎日ストレッチを行ったりと、無理なく続けられる範囲内の適度な運動を日常生活に取り入れることも大切です。

こうした適度な運動によってホルモンバランスを整え、ホルモンバランスの崩れから引き起こされやすくなる肌のターンオーバーの乱れのリスクを抑えられます。

その他にもストレス解消に役立てられるほか、適度に体を動かして疲れさせることで良質な睡眠へと繋げられやすくなりますよ。

規則正しい睡眠サイクル

規則正しい睡眠サイクルは健康の基本とも言えるほど心身に大きく関わっている毎日の睡眠ですが、健やかな肌を目指す際には「ただ単にしっかり寝れば良い」とは言えません。もちろん睡眠時間は最低でも6時間は必要だと言えますが、時間とともに質にもこだわってみましょう。

そもそも睡眠中に1日の疲労や体力を回復するように、体の各組織では新陳代謝が行われています。もちろん肌組織でも「肌のターンオーバー」として行われています。この新陳代謝と大きく関わっているのが、睡眠中に分泌される「成長ホルモン」です。この成長ホルモンはただ単に眠れば活発分泌されるというものではありません。

寝始めてから1.5~3時間の間に深い眠り(ノンレム睡眠)にあることが、成長ホルモンの活発な分泌に必要な条件と考えられています。したがってこのタイミングで深い眠りにつけられるように、寝る前の過ごし方を改めてみましょう。

  1. 寝る前にパソコンやスマートフォンのブルーライトを見ない
  2. 就寝1時間前には食べ物を口にしない
  3. 就寝前に体温が下がる(本来の体温に戻る)よう、寝る約1時間前に入浴から体を温めておく
  4. 眠気の妨げになる激しい運動は夜の時間帯では控える

上記のようなポイントを踏まえれば自然に眠くなりますし、脳も体も休められる深い眠りに繋げられやすくなりますよ。

良質な睡眠が取れない・睡眠不足の状態にあると、疲労が蓄積する・自律神経の乱れが生じる、さらには自律神経の乱れからホルモンバランスが崩れるといった心身の不調に繋がりやすくなります。もちろん肌のターンオーバーの乱れから乾燥肌をはじめとした肌トラブルが生じやすくなります。

お肌のことだけでなく毎日の美容・健康のためにも、良質な睡眠に繋げられる習慣を定着させたいですね。

こまめな水分補給を心がけよう

最後にご紹介する習慣は、当たり前のことのように感じられる「水分補給」です。体内の水分が不足していれば肌組織でも水分が不足してしまいますし、健やかな肌をキープするために必要な成分を十分に行き渡らせることも難しくなります。

1日に必要な水分補給量は最低でも2リットルだと言われていますから、できるだけこまめに水分補給を行いましょう。コーヒーやお茶などのカフェインやアルコール類は、それぞれの利尿作用から水分不足に繋がる要因となりますから水分補給とは言えませんので注意してくださいね。

またこまめな水分補給を行う際には、体を冷やさないように最低でも常温・できれば体温程度の飲み物を口にするようにしましょう。

まとめ 少しの工夫の継続が潤いある肌への近道に

乾燥肌対策として役立つ生活習慣についてご紹介してきました。少しばかり意識を変えるだけのものだったり、今までの生活スタイルや嗜好品をやめる・変える必要のある大きな変化が必要なものだったりと人によって感じられ方は違うかもしれませんね。

ただし、今回ご紹介しました数々の生活習慣に共通する点としては、見直し・改善をしたからと言ってすぐに効果が現れるものではないということです。

しかしどの生活習慣もコツコツと続けていくことで乾燥肌の改善・予防だけでなく、健やかで美しい毎日へと確実に繋げられるはずですよ。それほど毎日の過ごし方は肌をはじめとした心身の状態に大きく関わっているのですから。

「急がば回れ」とは言いますが、乾燥肌対策による肌状態の改善・予防もまた毎日続けていき習慣化することこそが、あなたが理想とする肌に繋げられる近道ですよ。

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