クレンジングには乳化が必要!?30秒できるケア方法!

  • クレンジングをしても肌がヌルッとしている
  • ちゃんとクレンジングしているのに毛穴が詰まる

クレンジングに必要なのは、洗浄力が強いクレンジング剤ではありません。クレンジングの負担を抑えつつ、スッキリと洗い残しなく汚れを落とすためには、「乳化」という作業が必要なのです。

今回は、クレンジングの方法を進化させる乳化について解説します。

クレンジング完了を表わす!乳化とは

クレンジングが肌に負担がかかるのはなぜ?

クレンジングが肌に負担をかけるのは、洗いすぎが主な原因です。

洗いすぎは、

  • クレンジングに時間をかけすぎ
  • ゴシゴシ洗って摩擦刺激を与えすぎ

間違った洗い方によって起こります。

また、クレンジング剤に含まれる界面活性剤の洗い残しも、肌に負担をかける原因の一つです。

界面活性剤とは?

水と油の両方になじみやすい性質を持ち、クレンジング剤には水分と油分をなじませて洗い流すために使われる成分です。

ほこりやゴミの汚れは、こすれば水でも落とせますが、油や汗は布にしみ込むとなかなか落ちません。界面活性剤を用いるとまず布と汚れのそれぞれの表面を濡らし、布と汚れの間にまでしみ込んで汚れをはがし、さらに汚れを乳化、分散させて取り除いてしまいます。すなわち界面活性剤が持つ複数の機能が連携することで、汚れが取り除かれるのです。

引用:www.jp-surfactant.jp

オイルクレンジングは、界面活性剤が多く含まれているので、洗浄力は強いですが、同時に肌に必要な皮脂まで洗い流される、というデメリットがあります。

界面活性剤は、汚れを洗い流すために必要不可欠な成分ですが、ぬるま湯をバシャバシャかけるだけでは落としきれません。汚れも界面活性剤もしっかりなじませ、洗い流すために必要な作業が「乳化」です。

洗い残しなし!スッキリクレンジングに必要な乳化

乳化とは、水分と油分を混ぜ合わせて液状化(エマルジョン化)させることです。

クレンジング剤に油分が含まれているものは、乳化をすることで肌負担を減らせます。

乳化をすると、

  • 摩擦刺激を減らせる
  • すすぎすぎによる肌の乾燥を防げる
  • メイクや界面活性剤の洗い残しを防げる

肌の乾燥や肌荒れの原因を取り除き、素肌の健康をキープできるでしょう。

普段のクレンジングで、クレンジング剤を肌になじませたあと、すぐにぬるま湯でバシャバシャすすいでいる、という方はいませんか?

スッキリとした洗い心地を感じていても、実は汚れや界面活性剤が洗い残されている可能性が高いです。乳化作業は1分もかかりません。

毎回クレンジングに乳化ステップを取り入れて、クレンジングによる肌負担を減らしましょう。

乳化が必要なクレンジング剤

乳化が必要なクレンジング剤は、油分が含まれているクレンジング剤です。

水クレンジングのような油分が含まれていない、オイルカットのクレンジング剤は乳化不要ですが、界面活性剤が多く含まれているものもあります。

肌が荒れやすい方は、成分表をチェックして、クレンジング後に軽く洗顔をするとよいでしょう。

クレンジングの乳化の方法

クレンジングの乳化の方法

1. 乾いた手にクレンジング剤をなじませる

クレンジングで最初に大事なポイントです。

クレンジング剤を水で濡らしてしまうと、洗浄力が落ちてメイク汚れとクレンジング剤が上手くなじまなくなります。

濡れた手で使わないタイプのクレンジング剤はもちろん、濡れた手で使えるタイプのものも、乾いた手で使った方がおすすめです。

また、冷たい手よりも温かい手の方がクレンジング剤のなじみが良くなります。

湯船に浸かったあと以外でクレンジングをするなら、両手をお湯につけて水気を拭いてからクレンジング剤を取り出しましょう。

両手を合わせて、クレンジング剤を両手のひらから指にまで広げたら、クレンジングスタートです。

2. クレンジングするパーツの順番について

  1. 目元
  2. Tゾーン
  3. Uゾーン
  4. ほお

目元のメイクは、しっかりメイクの場合はポイントメイクリムーバーを使い、クレンジング前に部分的に落としておきましょう。軽めのアイメイクであれば、全体のクレンジングと一緒に落としても大丈夫です。

クレンジング剤を肌になじませるときのポイントは、中指と薬指の2本の指を使うことです。中指と薬指は、余分な力が入らないので、肌に摩擦刺激を与えず、ソフトな力加減で洗えます。クレンジングだけではなく、洗顔でも同じポイントを意識してみてください。

毛穴汚れが気になっている方は特に、クレンジング剤をじっくりと肌になじませ、時間をかけてマッサージしているかもしれません。

しかし、長時間クレンジング剤を肌になじませるのはNGです。肌にかかる摩擦刺激が増えますし、肌に必要な皮脂までクレンジング剤となじんで洗い流されてしまいます。時間をかけても1分まで、できれば30秒程度で肌になじませるのは終わらせましょう。

3. すすぎの前に行うのが乳化です。

乳化は、顔になじませたクレンジング剤に、ほんの少しの水分を与えて、油分と水分を混ぜ合わせます。

乳化に必要な水分ですが、ぬるま湯でほんの少し手のひらを濡らす程度です。水分が多すぎると、乳化の前にクレンジング剤が落ちてしまいますし、少なすぎると十分な乳化が行われません。手のひらについているクレンジング剤が、水分となじんで乳液のようなテクスチャーになるくらいが目安です。

濡らした手のひらで顔をやさしく撫でていると、そのうち手につくクレンジング剤のテクスチャーがフッと軽くなる瞬間があります。そして鏡を見て、顔全体が乳化されたクレンジング剤でうっすら白くなっていれば、洗い流しのサインです。

4. 乳化が完了したら、ぬるま湯で10回ほどすすぎます。

乳化を行うことで、すすいだ時にヌルッとした手触りにならず、メイク汚れもクレンジング剤もスッキリと洗い流せます。

乳化以外に大事なクレンジングステップ

乳化以外に大事なクレンジングステップ

湯船に浸かるまたはホットタオルで毛穴を開く

クレンジング剤だけに頼らず、あらかじめメイクを落としやすい状態にしておきましょう。

熱の力で毛穴を開いておけば、毛穴の奥に入り込んだメイク汚れも落としやすくなります。

ホットタオルは毎日使うと肌が乾燥しやすくなるので、週に1、2回程度行いましょう。湯船に浸かるのが面倒なときは、洗面器に熱湯を入れて、熱湯に顔を近づけて蒸気を顔に当ててみてください。2〜3分ほど蒸気を当てると毛穴が開きます。

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クレンジング後は素早く保湿を

クレンジングと洗顔を行ったら、できるだけ早く化粧水で保湿をしましょう。

洗顔後の肌は特に乾燥しやすいので、洗顔後にスキンケアの場所に移動する間でも肌の乾燥が進みます。

クレンジングと洗顔をする場所に化粧水もセットで常備しておきましょう。素早く保湿できるミスト化粧水がおすすめです。

どのタイプが一番?クレンジング剤の選び方のポイント

どのタイプが一番?クレンジング剤の選び方のポイント

メイクの濃さに合わせたクレンジング剤を選ぶ

仕事の日はナチュラルメイク、休日はしっかりメイク、という方もいれば、逆に仕事ではしっかりメイク、休日は肌を休めるためにナチュラルメイクという方もいるでしょう。

メイクの濃さが日によって違うことが多い方は、メイクの濃さに合わせたクレンジング剤を2種類選んでみてください。

メイクが薄いのに、洗浄力の強いオイルクレンジングを使うのは、肌にかけなくてもいい負担をかけていることになります。

メイクが濃い日はオイルクレンジング、ナチュラルメイクの日はクリームやミルククレンジング、と使い分けられるように、2種類以上のクレンジング剤を選んで常備しておきましょう。

崩れにくいファンデーションはオイルクレンジングでスッキリ落とす

仕上がりはナチュラルメイクでも、崩れにくいファンデーションやBBクリームを使った日は、オイルクレンジング剤を使うのをおすすめします。

崩れにくいベースメイクコスメには、肌への密着度が強いシリコン類が多く含まれているからです。

ファンデーションの洗い残しが肌に残ると、毛穴詰まりの原因になるので、洗浄力が強いオイルクレンジング剤を乳化テクを取り入れて使いましょう。

肌コンディションや季節に合わせてクレンジング剤を選ぶ

季節によって肌が乾燥しやすい季節、皮脂が出やすい季節、と肌コンディションは変わります。

また、肌コンディションがコロコロ変わりやすいという方もいるでしょう。肌コンディションや季節に合わせて、クレンジング剤を使い分けるのもおすすめです。

  • 皮脂が出やすい夏はオイルクレンジング
  • 乾燥しやすい秋冬はクリームクレンジング
  • 肌が敏感な時期は低刺激、無添加処方のクリームかミルククレンジング

拭き取りクレンジングシート愛用者は水クレンジングに切り替えて

仕事で帰宅が遅くなりがちで、クレンジングをするのも面倒で楽チンな拭き取りシートタイプのクレンジング剤を愛用している方は、シートタイプは卒業しましょう。

シートタイプのクレンジング剤は、肌への摩擦刺激が強く、安価な界面活性剤が大量に含まれているものが多いのです。

水クレンジングはコットンに浸して使うので、シートタイプと同じように手間がかかりません。

忙しい日専用に水クレンジングを常備して、普段はメイクの濃さや肌の状態に合わせたクレンジング剤を使いましょう。

たった30秒!乳化作業でクレンジング負担は軽くなる

乳化をするだけで洗い残しなく、スッキリと肌をクレンジングできます。

摩擦刺激が少なくなり、クレンジングの肌負担も軽くなるので、毎日メイクをしてクレンジングをしても肌トラブルが起きにくくなりますよ。

オイルやリキッド、クリーム、ミルクと油分が含まれたクレンジング剤をお使いの方は、ぜひ乳化作業を取り入れて、いつものクレンジングを進化させましょう!

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