こんにちは!海外バリスタ歴3年のもかです。
今回は、多くの方が悩まれている「コーヒー豆の選び方」について書いています。
おすすめの種類も紹介しているので、是非、最後まで読んでみてください。
この記事の目次
コーヒー豆の味の違い
「コーヒー豆ってどれを選んでいいかわからない」という声をお客さんからよく相談されます。
種類がたくさんあって迷いますよね…
まずは味の違いを知って、自分はどれが好きそうか選ぶヒントにしてみてください!
焙煎度による違い
コーヒー豆の味の違いを大きく左右するのが「焙煎度の違い」です。
よく浅煎りや中煎り、深煎りといった言葉を耳にするかと思います。
写真左端が焙煎前のコーヒーです。次が浅煎りです。
右に進むにつれて、焙煎度が増していき深煎りになります。
浅煎りのお豆は酸味が強く、フルーティです。
中煎りは酸味も苦味もバランスの良い味わいです。
右端の深煎りは、酸味がなく、苦味がしっかりある味になります。
これは、コーヒー豆に含まれる糖分が加熱されることによって焦げていき、徐々に苦味が出てくるのです。
お砂糖からカラメルを作るときと似ていますね!
酸味が好きな方は浅煎りを、苦味が好きな方は深煎りと、焙煎度によってチョイスしてみてください!
産地による違い
まず焙煎度による違いが大きく味を決めるのですが、さらに深掘りすると「コーヒー産地」によっても味わいが異なります。
個性がはっきりわかるので飲み比べてみるのも楽しいですよ!
人気の高い産地をピックアップして、味の違いを例にみてみましょう。
ブラジル
ブラジルは世界一のコーヒー生産量を誇る国。
ブラジルコーヒーの特徴は、ほどよい酸味と柔らかな苦味の飲みやすさです!
そしてなんといっても香りの高さが人気の理由です。
クセがなく飲みやすいので、全世代に人気のあるお豆です。
インドネシア
インドネシアといえば、「マンデリン」という銘柄が非常に有名です。
特徴は、深い苦味です。
焙煎度にもよりますが酸味がほとんどないので、コーヒーの酸味が苦手という方に好まれています!
また、ミルクに負けないコク深さがあるのでカフェオレにして飲むのも人気です。
エチオピア
エチオピアはコーヒー原産国として有名です。
エチオピアといえば、「モカ」が非常に人気な銘柄です。
特徴は、とてもフルーティ。浅煎りだと、かなり酸味を感じます。
また、苦味が少なくまろやかなのも特徴の一つです。
酸味やフルーティなコーヒーが好きな方にモカ好きが多いイメージです。
この3つの国のコーヒー、は専門店にはほぼ確実に置いてありますし、カルディやスーパーでも購入できる人気定番コーヒーです!
ブレンド
焙煎度や産地などによる味の違いを踏まえた上で、一般的なお店の販売形式である「ブレンド」と「シングルオリジン」の味の違いと特徴をみていきましょう!
ブレンドとは、複数の国(産地)の豆をミックスしたものです。
お店ごとにオリジナルブレンドを作っていることが多く、人気コーヒー量販店カルディでも「カルディブレンド」などを見つけることができます。
ブレンドの良さは、複数の産地をミックスすることで個性を最大限に活かしたり、足りない味を補い合ったりできることです。
ひとつの産地ではできなかった、新たな風味を作ることができるし、そのブレンドがお店の個性にもなります。
ブレンドによって、お店の個性が出るのでファンがついたりしますよね。
気になるお店のブレンドを試してみると、楽しさの幅が広がるのでおすすめです。
シングルオリジン
シングルオリジンは、ブレンドせずに同じ産地や農園で収穫されたコーヒー豆のことです。
「産地による味の違い」と同じで、場所によって個性が全く異なる味わいになりのが特徴です。
シングルオリジンのいいところは、ずばり「産地の個性」を楽しめること。
ブレンドだと複数の産地がミックスされている分、比較的バランスのいい味になりがちですがシングルオリジンは個性そのものをストレートで味わうことができます。
大陸、国、農園と細分化されるにつれて個性が反映されやすいので面白いです。
色々試しているうちに、自分の好みがわかるようになるので、コーヒーの味に詳しくなっちゃいますね!
まずはおすすめから試してみよう!
味の違いとして、大きく左右されるのは「焙煎度」です。
酸味や苦味の好みから細分化して、色々な産地のコーヒーを飲んでみたりブレンドで好みを探ってみるのがおすすめです!
まずは「産地による違い」で紹介した、定番3種類を試してみてから自分の好みを探ってみると理解しやすいです。
自分の好みがわかると、コーヒーを飲むのが格段に楽しくなりますよ。
また、専門店の店員さんはスペシャリストですので、気分や自分の好みの味を伝えると選んでくれます。
「酸味が苦手」や「カフェオレに合うコーヒーを探してる」など要望を伝えると快く説明してくれるので、躊躇せず聞いてみてください。
店員さんは、お客さんの最大限の好みを引き出すことが得意なので、なんでも質問してみましょう。
コメント